こんにちは、カナダでの生活ではTD Bankを使っていたYuri(@The_Yu_Express)です!
つい最近、TD Bankの銀行口座を解約しました!
長期留学を経験すると「現地の銀行口座をいつ解約するか」という問題(?)が出てくるんですよね。
私も日本へはもう既に帰国しているのですが、帰国時は口座を解約せず。
また、初めは「銀行の解約手続きって何だか複雑そう…」という先入観があったのですが、
つい先日、インターネットで意外と簡単にあっさりと解約できました!
もちろん、解約しなくてはいけない訳ではないのですが、TD Bankの普通預金口座だと口座維持費も毎月12ドル程かかってきますし(※預金額が$3000以下の場合)、積み重なると大きな額になってくるので、今後使わない予定であれば、解約してもいいのではないかなと思います。
そこで、今回は、
私の利用したTD Bankの銀行口座をインターネットで簡単に解約する方法をシェアしたいと思います!
※今回ご紹介する方法は、預金残高が0またはプラスになっている場合のみ使えます。
目次
【希望者のみ】解約前にやっておくこと:残高を0にする
まず、希望する方のみで構わないのですが、
TD Bankの口座解約の前に「預金残高を0にすること」をおすすめします。
預金が入っているまま解約もできますが、結構なプラスの額が入っている場合…もったいないですよね笑。
実は、VISAの国際ブランドが付いている、日本の銀行の、
・デビットカード
・クレジットカード
・プリペイドカード
のいずれかを持っている場合、
そのカードを使って、TD Bankから簡単に日本の自分の銀行口座に送金することができます!
【2018年4月4日追記】
読者の方からご指摘頂きましたが、こちらの上の方法は利用できなくなったようです。
以下の章にも追記しています。
また、もし上記の方法が面倒であれば、
日本のATMで紙幣の単位なら日本円で引き出し、預金残高を0に近づけることもできます!
せっかくの自分のお金なので、これら2つの方法をぜひ利用して、できるだけ預金残高を0に近づけるといいかなと思います。
日本口座への送金はTD BankのVisa Directサービスが便利!
日本の口座への送金は、TD BankのVisa Directというサービスがおすすめ。
TD Bankのオンラインサービス「EasyWeb」上で簡単にできます。
EasyWebにログインしたら、左側の「Transfers」の中にVisa Directがあるはずです。
このサービスは、比較的安く、24時間いつでも利用でき、送金スピードも通常24〜48時間以内で完了するとても便利な送金サービスです。
私も、今回の解約時に限らず、よく日本の自分の銀行口座にこのサービスを利用して簡単に送金していました。
TD BankのVisa Directの詳細についてはこちらをご覧ください。(英語)
ちなみに、上記のwebページにも書いてありますが、送金時のお金は、送金先のカードの種類と同じ種類のものになるため、
・Visaデビットカードに送金→銀行口座内の預金残高として加算される
・Visaクレジットカードに送金→クレジットカードの支払可能残高に加算される
・Visaプリペイドカードに送金→プリペイドカードの支払可能残高に加算される
というようになります。
なので、もし現金として引き出したい場合は、Visaデビットカードに送金するといいかなと思います。
【2017.7.9 追記】
読者の方から「Yuriはどの会社の発行している&何の種類のVisaカードを使ったの?」とお問合せがあったので、その点追記します!
私は送金先として、楽天銀行デビットカード(Visa)を使いました。この解約時以前にもトロント滞在中に数回Visa Directを利用し、全ての利用でちゃんと送金できました。
デビットカードにした理由は、日本の口座に送金後も現金で引き出せるようにしたかったからです。
支払い可能残高としてではなく、送金後も現金として引き出せるようにしたい方は、デビットカードへの送金がおすすめです。
また、お問合せをしてくださった方の知り合いの方も、楽天銀行のデビットカード(Visa)に送金し、成功していたそうですよ。
また、もしVISAでのデビットカードを持っていなかったり、送金額が少額だったりと、現金で引き出せなくても良いといった場合は、
クレジットカードである楽天カード(VISA)に残高として送金もできます。
また、永年無料なのに海外旅行傷害保険がついている、とてもお得なクレジットカードのエポスカードもVISAなので、
エポスカードに送金するのもいいかもしれません。
【2017.9.10 追記】
読者の方から、Visa Directで楽天銀行発行のVisaカードへ送金する場合、楽天銀行にはカナダドルで振り込まれるのか、それともその日のレートの日本円で振り込まれるのか?とお問い合わせを頂きました。
この点について、結論は、その日(送金手続き時)のレートの日本円で振り込まれます。
が、カナダドルを基準にして送金するか、日本円を基準にして送金するかを選択できます。
例えば、
①カナダドルを基準にして、100ドルを送金する(日本円でいくら入金されるかは送金手続き時のレート次第)
②日本円を基準にして、1万円分入金されるようにカナダドルを送金する(カナダドルでいくら送金されるかは送金手続き時のレート次第)
のどちらかを選択することができます。
TD Bankのwebページ上で、Visa Directを利用する際に、送金したいカナダドル(日本円)での金額を打ち込むと、画面上に、
「本日のレート適用により◯円(◯ドル)の送金になりますがそれでも良いですか?(英語で)」という確認画面が出てくるはずなので、
そこで実行ボタンを押すと、その確認画面上の日本円(カナダドル)での金額が送金先に入金されます。
したがって、送金手続き時点で、送金先に日本円でいくら振り込まれるかが分かることになります。
Visa Directを日本の銀行への送金手段として考えられている方の参考になれば嬉しいです♪
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【日本口座へ送金時のポイント】Visa Direct手数料を引く!
このTD BankのVisa Directを利用して日本のVisaカードに送金する場合、
送金手数料が、
$1000までの送金:$8.95 CAD/USD
$1,000.01〜$2,500までの送金:$12.95 CAD/USD
かかります。
※一度の送金は$2500まで可能です。それ以上の額を送金するには複数回に分けて送金する必要があります。そして、それぞれ送金の度に送金料がかかります。
なので、預金残高を0にするには、
【自身の預金残高】ー【自身の送金金額に応じた手数料】=【実際の日本口座への送金金額】
この【実際の日本口座への送金金額】をVisa Directを利用して送金すれば、預金残高を丁度良く0にすることが可能です!
TD Bankの公式webページにあるように、通常24〜48時間で送金されるので、Visa Directで送金後は、送金先の日本の銀行口座にしっかりと入金されたか確認しましょう。
【2018年4月4日追記】
読者の方から教えて頂いたのですが、こちらで紹介したVisa Directが、楽天銀行デビットカードでも使用できなくなっているようです。
私がこの方法を利用したのは2016年7月頃なので、現在までの間に利用できないように変更になったものと思われます。
現在でもこのVisa Directのサービス自体は終了しておらず、国際送金にも利用できるとTD BankのWebページに書いてあるので、日本でこのサービスを利用できるカードが少なくなったのではないかと思っています。
日本に帰国する際に日本へ送金する場合は、帰国前に少額でVisa Directを自身の持っているVISAカードで使用できるかまずは事前に試してみて、使用できなければ他の送金方法を確保してから帰国されることをおすすめします!
Visa Directが面倒なら…日本のATMで紙幣なら引き出せる!
もしVisa Directが面倒だったり、最大48時間も待ちたくない、という場合は、
日本のATMで日本円の紙幣として引き出し可能な額いっぱい引き出すという方法もあります。
この方法は、日本円紙幣でしか引き出せないので、日本円に換算して1000円以上預金が残っている場合に可能です。
ここでのポイントは、
TD Bankの最終預金残高を$0以上に保つために、ATMで引き出しを行う際の手数料を除いた分だけ日本円として引き出すことです。
引出手数料は利用するATMによって変わってくるので、引き出す際は自身の利用するATMの手数料をしっかりとチェックしましょう。
¥1000以上の紙幣で引き出すため、数ドル程の端数はきっと預金残高に残ってしまいますが、Visa Directを利用するのが面倒な場合は、こちらの方法もおすすめです!
TD BankのEasyWeb上”Secure Message”で口座解約
Visa Directの送金サービスを利用して預金残高を0にしたり、日本のATMでTD Bankの預金を引き出してTD Bankの預金残高を0に近づけたりすることができたら、次はいよいよTD Bankの口座解約です!
EasyWebにログインしたら、画面上部の「Contact Us」のタブから、“Send a Secure Message”をクリックします。
そこで、TD Bankへ解約したい旨をメッセージで送信します。
Topicの部分は、”Personal Account“を選択するといいかと思います。
Titleは”Closing my chequing account“や”I would like to close my chequing account.“など、一目見て口座を解約したいことが伝わるように書くといいでしょう。
Message部分でも、自身の口座を閉じたいことを文章で伝えます。
送信ボタン近くに”TD Bankから返信が来た時に通知を受け取る“というチェックボックスがあるので、返信通知を受け取りたい場合は、そこにチェックを付け、通知を受け取りたいメールアドレスを入力しましょう。
全ての情報の入力が終わったら、いよいよ送信です。
無事に受理されれば、24〜48時間以内に返信が届き、無事に解約完了です。
【注意】解約後はもうEasyWebにログインできない
解約申請の際に注意するポイントは、解約が受理された後は、EasyWebにログインすることができない点です。
そうですよね、口座を解約したということは、もうその口座を持っていないということになるので、ログインもできないのも分かります…。
そのため、解約は、もうEasyWebを利用する必要がなくなってから行う必要があります。
ということで、解約後は、送信したSecure Messageに対するTD Bankからの返信も読むことができません。Secure MessageはEasyWebにログインしなければ読めないためです。
なので、スムーズかつ確実に口座を解約するために、解約時の預金残高は必ず$0以上にすることをおすすめします。
しかし、逆を言えば、「今までログインできていたEasyWebにもうログインできない」ということは、「口座を解約できた」ということでもあるので、解約希望のSecure Messageを送った後にTD Bankから返信の通知が来て、更にEasyWebにもうログインすることができなくなっていれば、無事に解約成功です。
もし本当に解約できたか不安であれば、念の為にTD Bankに確認の電話をするといいと思います。
TD Bankの電話番号の載っている日本語版webサイトはこちら。
結論:日本帰国後でもTD Bankはネットで口座解約できる
今回は、私が実際に使った”TD Bankの銀行口座をインターネットで解約する方法”についてシェアしました。
もし現地で口座解約ができるなら、帰国前に現地で解約してしまうのが一番簡単で安心ですが、日本に帰国してからでもこのように口座解約ができるので、
もし既にカナダやアメリカを離れていて、TD Bankの普通口座を解約したい方は、今回ご紹介した方法を使ってみてはいかがでしょうか?
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